(2006/08/22(Tue) 11:53:32記)
数日前、ニュースサイトでネットにまつわる一つの事件に出会いました。
皮膚病患者を携帯で隠し撮りをした学生が、ネット上でその写真を公開した上でその患者に対する誹謗中傷を書き連ね、仲間内で嘲っているのを見つけた第三者が某大型掲示板に持ち込んだことで、今や新聞にも掲載される程の大きな騒ぎになっています。
尚、この論争(祭り)は現在進行形で未だに収拾が付かない状況です。
数日前、ニュースサイトでネットにまつわる一つの事件に出会いました。
皮膚病患者を携帯で隠し撮りをした学生が、ネット上でその写真を公開した上でその患者に対する誹謗中傷を書き連ね、仲間内で嘲っているのを見つけた第三者が某大型掲示板に持ち込んだことで、今や新聞にも掲載される程の大きな騒ぎになっています。
尚、この論争(祭り)は現在進行形で未だに収拾が付かない状況です。
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誹謗中傷をしたとされる学生は、ネット上で自らの個人情報を公開していたことにより舞台となったバイト先や大学などが晒され、無関係な人たちへも飛び火している面もありやりすぎの感も否めませんが、それ以前に何故このような事態に至ったのか、しっかり考える必要があると思います。
まず、当事者であるこの学生が犯してしまった過ちとは。
1)道徳的に受け入れがたい行為をしてしまった(盗撮・誹謗中傷
2)1の行為を、誰でも閲覧できる状況下で発信した
3)安易に自らの個人情報を公開していた
4)騒動発覚後の対応を誤ったor不十分だった
ここで私が言いたいこととは、「匿名性掲示板の恐ろしさ」ではありません。
「ネット」という環境に対して誤解をし、無防備になってしまいがちな点が自分にないか、また、ネット上に公開した情報に関して問題を指摘された場合の、対処の仕方を誤ってしまわないよう、今回の件を教訓としてもらいたいと思うのです。
インターネット上で日記や写真を公開する…というのは、交換日記を付けたりアルバムを仲間内で回覧するのとは全く訳が違います。
パスワードを設けて身内以外アクセス禁止にでもしない限り、全世界の人の目につく可能性が充分にあるということをしっかりと認識しなければいけません。
誰でも閲覧できる状況下で「部外者が勝手にアクセスした」というのはナンセンスとしか言いようがありませんし、言うまでもないですが、モラルに反する情報を流していたために叩かれても、自業自得でしかないでしょう。
また、自分に対しての攻撃が発覚した場合。
今回の事例では、本人による明確な謝罪が認められなかったがために、学生を非難する声は止まることを知りません。
開き直りは事態を悪化させることはあっても、沈静化する効果は得られないでしょう。
人間、誰しも失敗することはあります。
私自身、ネットに手を出して間もない頃、ウッカリ刺激のある発言をしてしまったがために某所でポコポコとやられた過去があります(苦笑)。
まず、「何故自分が攻撃対象にされているのか」ということをしっかりと考えてもらいたいのです。
自分に全く非がないのか?非があるとしたら、自分の行為に対する責任をどうやったら果たせるのか?
確かに、「祭り」は過激です。中には面白半分で参加している人もいますから中にはやりすぎな部分もあります。
しかしそこに至るまでに、迅速かつ謙虚な対応をするかしないかで結果は大きく違ってくるのではないでしょうか。
今回の件、確かに事の発端がフツウでは考えられない発言だっただけに、他人事に感じる面もあるかも分かりません。
しかし、ネット上で(掲示板発言を含め)情報を公開したことがある人にとっては全く無関係なできごとではありません。誰にでも起こりうることです。
なぜなら、自分が発した情報が、意識していなかったとしても、他人から見た場合に問題のある情報となる可能性は全く否定できないからです。
また、自身に問題がなくとも、逆恨みを買ったときにウッカリ過去に流してしまった個人情報から電話番号や住所を割り出されてしまう恐れも無きにしも非ず。
自分の身は自分で守る。しっかり肝に銘じたいものです。勿論、私自身も含めて。。
参考:「ブログで自滅する人々」http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20051101/114110/
まず、当事者であるこの学生が犯してしまった過ちとは。
1)道徳的に受け入れがたい行為をしてしまった(盗撮・誹謗中傷
2)1の行為を、誰でも閲覧できる状況下で発信した
3)安易に自らの個人情報を公開していた
4)騒動発覚後の対応を誤ったor不十分だった
ここで私が言いたいこととは、「匿名性掲示板の恐ろしさ」ではありません。
「ネット」という環境に対して誤解をし、無防備になってしまいがちな点が自分にないか、また、ネット上に公開した情報に関して問題を指摘された場合の、対処の仕方を誤ってしまわないよう、今回の件を教訓としてもらいたいと思うのです。
インターネット上で日記や写真を公開する…というのは、交換日記を付けたりアルバムを仲間内で回覧するのとは全く訳が違います。
パスワードを設けて身内以外アクセス禁止にでもしない限り、全世界の人の目につく可能性が充分にあるということをしっかりと認識しなければいけません。
誰でも閲覧できる状況下で「部外者が勝手にアクセスした」というのはナンセンスとしか言いようがありませんし、言うまでもないですが、モラルに反する情報を流していたために叩かれても、自業自得でしかないでしょう。
また、自分に対しての攻撃が発覚した場合。
今回の事例では、本人による明確な謝罪が認められなかったがために、学生を非難する声は止まることを知りません。
開き直りは事態を悪化させることはあっても、沈静化する効果は得られないでしょう。
人間、誰しも失敗することはあります。
私自身、ネットに手を出して間もない頃、ウッカリ刺激のある発言をしてしまったがために某所でポコポコとやられた過去があります(苦笑)。
まず、「何故自分が攻撃対象にされているのか」ということをしっかりと考えてもらいたいのです。
自分に全く非がないのか?非があるとしたら、自分の行為に対する責任をどうやったら果たせるのか?
確かに、「祭り」は過激です。中には面白半分で参加している人もいますから中にはやりすぎな部分もあります。
しかしそこに至るまでに、迅速かつ謙虚な対応をするかしないかで結果は大きく違ってくるのではないでしょうか。
今回の件、確かに事の発端がフツウでは考えられない発言だっただけに、他人事に感じる面もあるかも分かりません。
しかし、ネット上で(掲示板発言を含め)情報を公開したことがある人にとっては全く無関係なできごとではありません。誰にでも起こりうることです。
なぜなら、自分が発した情報が、意識していなかったとしても、他人から見た場合に問題のある情報となる可能性は全く否定できないからです。
また、自身に問題がなくとも、逆恨みを買ったときにウッカリ過去に流してしまった個人情報から電話番号や住所を割り出されてしまう恐れも無きにしも非ず。
自分の身は自分で守る。しっかり肝に銘じたいものです。勿論、私自身も含めて。。
参考:「ブログで自滅する人々」http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20051101/114110/
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色々
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なんだろう(´-`)うーん…
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『さて、と。ネットマナーについて考えよう会』管理人。
夢中になると寝食を忘れて没頭する、廃人タイプのオクサマです。ギリギリ廃人サイドの一歩手前で踏みとどまってます。。
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